

CAT6Aキーストンジャックの取付作業, CAT6A Keystone Jack Installation


マルチメディアパネルに取り付けるRJ-45ジャックはどのような構造でどのようにすれば取り付けられるのか知らなかった。マルチメディアパネルの穴からLANケーブルを出しRJ-45プラグをつけるだけなら簡単で確実だった。キーストンジャックという名称のパーツが販売されている。取付パネルの構造を知る必要がある。マルチメディアパネルは3層の構造になっている。表面は穴の開いた化粧板だ。2枚目は化粧パネルをはめ込むための枠だ。3枚目は各種アダプターを取り付け可能な縦長の埋込取付枠だ。この埋込取付枠には規格化された各種アダプターをはめ込める溝や穴が左右対称に付いている。規格品はここにカチッとはめ込める。取り外せるように向かって右側にはドライバーなどで押し広げられるような取手がついている。この取手はもろく、注意しないと簡単に折れてしまう。2枚目のフレームには4本の短いネジが付いている。これも問題が多い。ネジは埋込取付枠にねじ込まれる構造だ。しかし、埋込取付枠はプラスチックの為ネジ穴は簡単にバカになり止まらなくなる。プラスチックや石膏ボードなどに使う長いネジに交換すればよい。金属製の埋込取付枠もあるようだ。ネジはこの金属製の埋込取付枠に合うみたいだ。


キーストンジャックそのものは埋込取付枠にはめ込めない。取付枠が必要だ。サンワサプライ(Sanwa Supply) CAT6Aキーストンジャック LA-FP-MJ7は取付枠が付いている製品だ。LANケーブルをどのように接続するのか、説明図がインターネット上に用意されている。この通りに工作すれば比較的簡単なのかもしれない。でも、よく見ないで、RJ-45コネクタの場合と同じように、LANケーブルの芯線をまっすぐに伸ばし溝付きのフレームにはめ込んだ。そしてジャック本体に押し込んだ。この過程の工作は失敗することが多かった。線がきちんとした場所からずれてしまう事があるからだ。正常な位置に芯線をはめ込んだとしても、RJ-45コネクタのように金属同士が圧着するようなかしめ効果は期待できない。芯線をV字型の切込みに押し込む構造なのだ。押し込まれて被服がやぶれ金属芯線がV字電極に接触する構造だ。いかにも頼りない構造だ。特別なかしめ工具は必要ない。手で金属製のカバーを閉じればパチンと音がして閉まる。それ以上力を加えて閉めてもかしめ効果は生じない。

正常な位置に配線されたかどうか、金属製のカバーを開ければ確認できる。最初、RJ-45コネクタの場合と同じように、色を合わせて配線すれば良い。配線の順序は、四角いフレームを見て右回りに1(橙/白), 2(橙) , 3(緑/白), 6(緑) , 4(青) , 5(青/白), 8(茶). 7(茶/白)となっている。被服を剥いてV字溝に押し込んだ方が接触が多少良いのではないかと思ってそのようにした。
